悪魔な恋…月L

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「な…70%……………」 そう意気込んで、あれやこれやと策を練っていた間に、自分の反対方向に座っていたミサが思いもよらぬ質問をしてしまった。 『竜崎さんって…ライトに惚れてるんでしょ?』 何を根拠に、そう思ったのだろうか。 今、この手にデスノートがあればミサを100%殺していただろう…、お陰で今、数分で考えていた作戦が一瞬にして無駄になってしまった。 しかも、竜崎も竜崎だ。 馬鹿正直に答え過ぎだろう。 普段だったら、確信をつくような質問をされた時は『今は言えません…』とか『あなたに言う必要はありません…』だとか言って、答えてくれなかったじゃないか。 クソ…何て事だ。大体俺に惚れている可能性が70%だと? 残りの30%は何だと言うんだ…。 俺がこんなにも愛していると言うのに、100%では無いのか? もういっその事、この場で死神の目を契約し、竜崎の名前を書いて数日だけでも自分のものに…否、それでは駄目だ。 数日しかものに出来ないのならば、あまり意味が無い。 それに、俺がしたいと思っている事を全て実行するには少な過ぎる。 ならばどうやって? 冷静になるんだ…70%は俺に惚れているのだから、残りの30%は別に嫌っている訳じゃないはずだ。 良し、それならば…。 「竜崎…、それは本気で言っているのか?」 念のために、再確認して置く必要があるだろう。 これで、『本気に取ったんですか?冗談ですよ』何て言われてしまえば、後も先も行動不可能になってしまう…ここは慎重に動くべきだ。 「ええ…私は、嘘を吐きませんよ。自分でも信じられない話なんですがね…」 こ…これは確実じゃないのか? しかも、ちょっと恥ずかしそうな顔が死ぬほど可愛過ぎるぞ? 嗚呼…ミサが邪魔だ…。
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