一人目

6/32
前へ
/32ページ
次へ
「さっきの衝撃で記憶でも飛んだか?」 さっきの衝撃?なんのことだ? 「なんのことですか?」 私が真剣に聞いていると老人は、 「ほんとに記憶が飛んでるようだな、あんたついさっき空から降ってきたんだよ。」 老人は続けて話す。 「ここらじゃあまりそんな輩は居ないが、ほうきに乗りすぎたのか魔力が枯渇していたんだぞ?魔力の枯渇は魔法使いの生死に関わる。」 なんのことかさっぱりわからない。 私はただただ話を聞いていた。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加