('A`)残業カードバトルのようです

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5 名前: ◆NscXkUt6VE Mail: 投稿日: 2008/04/11(金) 21:48:09.35 ID: mSr8SdCV0   (´・ω・`)「ドクオ君、どうだい?」 不意に、ショボン部長がドクオに話を振った。 (;'A`)「え? あー、今日はちょっと……ごほっごほっ! か、風邪気味なんですよ」 ドクオは激しく咳き込む。当然、真っ赤な嘘ではあるのだが。 その様子をみて、ショボンはツンの方を見た。 (´・ω・`)「ツン君はどう?」 ξ゚⊿゚)ξ「え、えーっと、あ、電話が。はいもしもし。えー!? 隣の家の山田さんちの隣の加藤さんちに空き巣が入ったー!?      や、やだー。こわーい。早く帰って戸締り確認しなきゃー」 ツンは鳴ってもいない携帯電話を耳に当てる。 入社三年目の新人とはいえ、このアドリブは流石の一言である。 (´・ω・`)「ギコ君は都合つくかい?」 ( ,,゚Д゚)「あ、え、と、今夜はその、妻と夜のお仕事が」 嘘が下手な男である。 6 名前: ◆NscXkUt6VE Mail: 投稿日: 2008/04/11(金) 21:49:04.05 ID: mSr8SdCV0   ショボンは三人の顔を見渡し、うーん、と唸った。 そして、何か思いついたのか顔を上げる。 (´・ω・`)「仕方ない。こうなったら、残業カードバトルで誰が残業するか決めよう」   残業カードバトル。 現代社会において、ジャンケンや多数決よりも公平と一部で言われているカードゲームである。 ('A`)「そうですね。このままじゃラチがあかないし」 ξ゚⊿゚)ξ「妥当な判断ね。負けても恨みっこ無しよ」 ( ,,゚Д゚)「賛成だゴラァ!」 三人は承諾したようだ。 全員の承諾が取れて初めて、残業カードバトルは成立する。
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