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「俺には帰る場所が無いんだよ」「話は大体聞かしてもらったわぁ」
「わぁッ!?」「キャッ!?」
突然聞こえてきた声に俺もフェイトも声を上げてしまった
「あっ脅かしてもうたかぁ、ごめんなぁ~」
フェイトの後ろから茶色い髪の少女と栗色の髪の少女が出てきた、茶色い髪の少女が申し訳なさそうな顔をしていた
「もぉ~、脅かさないでよはやて」
「ごめんなぁ~、なんや良い雰囲気やったから話し掛けるタイミング逃してもうてなぁ~」
そう言われたフェイトはなぜか慌てていた
「はっはやて!?」
「ダメだよはやてちゃん、フェイトちゃんを虐めちゃ」
慌てているフェイトに代わって栗色の髪の少女がはやてと呼ばれた少女を少し叱っていた
「あっ、美月紹介するね、こちの髪の短い方が八神はやて、こちの髪の長い方が高町なのは、二人とも私の大切な幼なじみなんだ」
「八神はやてです、はやてって呼んでや」
「私は高町なのは、私もなのはって呼んでね」
「改めて比嘉美月と言います、俺も美月って気軽に呼んでください」
「早速やけど美月ちゃん、これに見覚えあるかぁ?」
そう言ってはやてが取り出した物は真ん中にひし形の青い宝石が付いた十字架のペンダントだった
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