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「そうだ、美月ちゃんって年は幾つなん?」
俺がため息をついていると、はやてがいきなり別の話を振ってきた
「ん?16才だけどそれがどうした?」
それを聞いてはやて達が騒ぎだした
「ほんまに16才なん?嘘とかついてないやろうなぁ?」
「それはどういう意味だ?」
「美月が大人びてたから私達より年上かと思っちゃって」
はやての代わりにフェイトが答える
「じゃあぁ、皆は何才なんだ?」
「うちら三人とも19才や」
なぜか威張りながらはやてが答えた
「はぁ~、何か他に俺に言うことがあるんじゃないのか?」
「ばれてもうたかぁ、あんなぁ美月ちゃんは自分には帰る場所が無い言うてたやろぅ?しばらくの間ここにすまへんかぁ?」
はやてが俺にとって嬉しい提案をしてくれた
「良いのかぁ?素性も知れない人間をここに住まわせて?」
「大丈夫、美月はいい人だから」
「いい人かは知らないけどありがとうフェイト、丁度これからどうするか考えてたんだ」
「その代わりになのはちゃんの訓練に参加してもらうでぇ」
「訓練?どんな訓練何だ?」
「戦技教導って言うのをやってるんだ、でも最初は美月ちゃんには魔法に馴れてもらう事からはじめようか」
「だけど、まだ怪我が治ってないから訓練は三日後からだよ?」
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