第三話~始まりの朝~

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怪我が治り、もう自分の部屋に行っていいとの許可が下りたので今はフェイトとはやてに連れられて俺の部屋に向かっている 「見つけた時の服は破れてたり血で汚れてもう使えなかったから暫くはその服で我慢してね?」 フェイトの言う通り俺の着ていた服はそれはもう見事にボロボロだった これはまだ良い、爆発に巻き込まれたんだからそうなって当然だ……が、しかし 「なんで俺はワンピース着てんだよぉぉ!?」 そう、俺の今の服装は黒いワンピース姿なのだ 因みにフェイトの服だそうだ 二人が俺の所に来てなぜかワンピースを着るように言って来るので、なんでワンピースを着なきゃいけないんだと言うと [美月も《女の子》なんだからおしゃれは大切だよ?] そこで初めて三人とも俺の事を《女の子》だと勘違いしていた事に気ずき訂正した その時の二人はずごく驚いていた シャマルが笑いを堪えていたのは余談である 「仕方ないやろう、ほんまに女の子やと思ってたんやから」 はやてが笑いながら言って来る 「部屋に行けば訓練用のトレーニングウェアが有るからもうちょっとの辛抱だよ」 フェイトが俺を慰めてくれる 「さっきから周りの視線が痛い」
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