第三話~始まりの朝~

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《初めてのデバイスを起動させた感想はどうですかマスター?》 「あぁ、手に馴染む…最高だぁ」 「美月…その剣…重くない?」 フェイトが聞いてきたので美月はディードを正眼に構え軽く降り下ろした 「大丈夫、十分に振り回せるぞ」 美月がそう言うと 少し遅れて ミシッ………ズッル…ドカァァァァァァ!! 遠くにあったビルが真っ二つに崩れ落ちた 「………美月…何かした?」 フェイトが驚きながら聞いてきた 《スイマセン、私のミスでマスターのリミッターを全部外していました》 「……取り合えずリミッターを付けてくれ」 《はい、マスター》 「……じゃあぁ、始めよっか」 フェイトの声で俺の訓練が始まった 「まずはこれを倒してみて」 フェイトが空中に浮いた画面に何やら打ち込むと俺から少し離れた場所に魔方陣が現れ、その中から、俺がこの世界に来たときに遭遇したカプセル型のロボットが8体出てきた
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