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とりあえず…5日間か。長ぇ。
「さぁ、罰は言い渡したわ。早速行きなさい」
どうやらあの人には勝てないようだ。
俺は力無く生徒会室を出る。
すると出てすぐのところに忠宏がいた。
「…無事?」
「なんとかな…。でも罰を言い渡された」
「僕も…」
まさか、と思って忠宏を見る。
「なぁ、お前の罰って…」
「…5日間108号室の女の子の執事をしなきゃいけない」
あれ?俺とは部屋が違うのか。
てか忠宏は一人が相手か。
「…勇貴は?」
「ああ、俺は216号室の女の子達の執事だってよ。俺は3人相手さ」
「…頑張って」
あぁ…本当にお前はいいやつだ忠宏。
「さぁ…寮とやらに行ってやろうじゃねぇか」
「うん」
俺達はてくてくと歩いていく。
さぁて…どんな生活が待ってるんだろうな。
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