~フェチ娘は突然に~

11/15
前へ
/299ページ
次へ
さて。 寮の場所についた俺達だが… 「マンションみたいだな」 「でも…なんか高級感がある」 確かにそこらのマンションとは違う感じはする。 掃除がしっかり行き届いていて、タイルには全く汚れが見えない。 そして何より…セキュリティーだ。 「すげ…カメラ何台あるんだよ」 「こっちには粘着テープ…防犯対策バッチリだね」 ある意味要塞だな。 「じゃ…行こうぜ」 「うん…」 俺達は別れ、それぞれに言い渡された部屋に歩いていく。 俺は…216号室だっけ。 2階だな。 エレベーターが来るのを待つ。 チーンという音と共にエレベーターはきた。 乗り込むとエレベーターの中にはかなり長い髪を前に下ろした女の人がいた。 「うおっ!?」 「執事さんね…。いらっしゃい。…上へ参ります」 こ…怖ぇ…。 ホラー映画に出てきそうだ。 でも背筋はしゃんとしていて、体のラインもスラッとしてて綺麗…っと自重自重。
/299ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1877人が本棚に入れています
本棚に追加