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さて。
寮の場所についた俺達だが…
「マンションみたいだな」
「でも…なんか高級感がある」
確かにそこらのマンションとは違う感じはする。
掃除がしっかり行き届いていて、タイルには全く汚れが見えない。
そして何より…セキュリティーだ。
「すげ…カメラ何台あるんだよ」
「こっちには粘着テープ…防犯対策バッチリだね」
ある意味要塞だな。
「じゃ…行こうぜ」
「うん…」
俺達は別れ、それぞれに言い渡された部屋に歩いていく。
俺は…216号室だっけ。
2階だな。
エレベーターが来るのを待つ。
チーンという音と共にエレベーターはきた。
乗り込むとエレベーターの中にはかなり長い髪を前に下ろした女の人がいた。
「うおっ!?」
「執事さんね…。いらっしゃい。…上へ参ります」
こ…怖ぇ…。
ホラー映画に出てきそうだ。
でも背筋はしゃんとしていて、体のラインもスラッとしてて綺麗…っと自重自重。
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