~フェチ娘は突然に~

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ブロックを押すと壁がずれ、ドアが現れた。 ドアをノックし、返事を待つ。 「はい、待ってください」 女子の声だ。 よし、間違ってないみたいだな。 ドアが開かれる。 そこには可愛らしい女子がいた。 俺より30cmくらい小さくて、クリクリした大きな目。 そんな可愛い女子が俺を見上げているんだ、少し照れてしまう。 「あの、もしかして金峰君?」 「あ…はい」 「そっかぁ!今日からよろしくね金峰君っ!」 やべぇ…可愛い。 てかさっきからやべぇしか言ってねぇや。 「ささ、上がって上がって。もうすぐあと2人も帰ってくるから」 「お、お邪魔します」 女子に続いて部屋に入る。 部屋はマンションの一室とは思えないほど広かった。 なるほど、これなら3人でもルームシェアできるな。 俺が立ち尽くしていると、さっきの女子が飲み物を持ってきた。 「喉乾いたでしょ?お茶、淹れてきたんだ」 「あ、ありがとうございます」 お茶を一口飲む。 うん、美味い。
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