~フェチ娘は突然に~

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「私、須賀野紗希(スカノ サキ)。染布学園3年だよ。そっちも自己紹介して欲しいな♪」 「あ、はい。金峰勇貴、2年です。まぁ…罰で5日間執事をするハメになりました」 いや待てよ。 こんな可愛い子がいるんだ、ずっといてもいいかもな。 「5日間だけかぁ…。ずっと…いて欲しいなぁ…」 ぐはぁ!! ちょっとこの子は生体兵器ですか!? 可愛すぎだろ!! 「でも…金峰君の都合だってあるもんね、仕方ないよ」 「いや…えっと…」 くそ…確かに俺は一人暮らしがしたい。 だが目の前の女の子がそうするなと言ってくる。 どうするよ俺!! そんな時、玄関の方から声が聞こえてきた。 「「ただいまー」」 「あ…2人が帰ってきたみたい」 悲しそうな表情のまま、玄関に走っていった。 あーあー…俺、女の子を悲しませちゃったぜ…。 なんかなー…俺ってほんと…… 「な…ななな…なんであ、ああ、あなたが…」 んだよ人がブルーな気持ちに浸ってるってのに…って。
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