携帯電話

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 その瞬間、ケータイから指先、そして腕から頭にかけて、もの凄い勢いで何かが流れ込んできて、眼の裏がすごく、熱くて痛かった。 ーーまるで神経そのものが、灼かれるような痛み。  あんまりにもいたくって、あたしは耐えられなくなって目を瞑る。
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