ある日

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腹をかかえ笑いすぎて涙を流しながら紗耶香があたしに尋ねた。 「てか!真琴、いつの間に博美さんの男と出会ったの??」 「この前クラブで~。」 「マジだ!!どうだった?」 「それが女あんなんなくせに男格好良くてさ~!顔はヤバかったね。まぁエッチはイマイチだったけど。」 ぎゃはははは! と再び皆爆笑する。 「絶対真琴には彼氏紹介できないわ~。」 女たちが口を揃えて言う。 「うん。紹介しないで。 多分ヤっちゃうから。」 『最低ーっ!!』 騒がしいほどのこの毎日があたしは大好きだった。
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