危ない女

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軋むベッド。 規則正しく動いてた身体が 急速な早さを帯び、 男は果てた。 それを見届けたあたしは 乱れた着衣を戻し、 早々に部屋を後にする。 「じゃあね~」 ベッドの脇に置かれた男の携帯。 博美と二人で笑って寄り添うプリクラが寂しげに貼られていた。 建物の外は 朝の日差しがバンバン差し込む。 あたしは伸びをして また街へと歩きだした。
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