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俺には奇妙なものが見える。 物心ついた時にはもう見えていた。 最初に見えたのは家族の後ろにだ。 真っ白な狐。 二本足で立つ猫。 悠長に話す犬。 明らかにこの時代の人間ではない格好の人。 それらは決して本人はもとい、他人には見えないということを小学校に入学してから知った。それからは、見えても見えないフリをすることが多くなった。 面倒なことは大嫌いだ。 大嫌い…のはずなのに…。
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