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静かな時間が流れていた。でも、決して不快じゃなく……むしろ、心地いい……
《……大ちゃん!?》
「ん!?」
いまだに寄り添ったままの風花が話し出す。
《くっついてたら……イヤじゃない?》
「……やじゃないよ」
俺の胸元から、覗き込むように見上げながら そんなことを言い出した。
《だってさ……ベタベタするの嫌いそうなんだもん》
ほんの少し、拗ねたように口を尖らせながら風花が訴える。
「ん~、、、、確かに……………………今までなら、ダメだったな(苦笑)」
《ほら~!!!!!!!!!!》
今度は、完全に口を尖らせ…………ほっぺまで膨らませた風花。
「だから、今までは……って言ったろ!?…………風花なら、問題なし♪」
そう言いながら、風花のほっぺの膨らみを押し潰した。
両頬を俺の手で挟まれ、タコみたいな口になる風花。
《はにゃして》
うまく発音が出来ない風花の唇を奪う。
「何言ってるか分かんない(笑)」
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