前に向かって

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《下で食べればいいでしょ!?》 『だってぇ………』 今度は、もじもじしながら俺を見た。だから、言ってやった。 「食べな♪」 『わ~い♪大地先生ありがとう』 パクっと口に入れ、凌は言った。 『大地先生を独り占めなんて、学校じゃ出来ないんだぞ~……………なんで、姉ちゃんが独り占めしてんだよ…………』 そんな凌に………風花は、いたずらを思い出したかのように 目元を緩ませ、告げた。    《私の彼氏だもん》 .
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