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後ろで、師長さんがクスクス笑っていた。
その声を聞きながら、急ぎ足で歩く風花の後を追った。
《ここ》
そう言いながら、風花は部屋のドアをノックし……開けた。
《美空ちゃん、どう?》
『風ちゃん…………痛い』
痛みに耐える美空のそばに行き、風花は美空の腰をさすり始めた。
《ゆっくり息を吸って……吐いて………痛くても、息をつめないで……しっかり呼吸してね…………》
そんな風花の仕事ぶりをみたのは初めてだった。
………なんか…………すげー!!!!
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