2092人が本棚に入れています
本棚に追加
/392ページ
「なぁ、風花………こんなに力いれて擦って……大丈夫なのか??」
ふぅぅぅぅとゆっくり息を吐く美空を横目に見ながら、風花に問いかけた。
《美空ちゃんが楽なら、問題なしだよ………美空ちゃん、どぉ!?》
『痛みが和らぐ……ありがと、大地』
そんな美空の言葉に、安心した。
《あっ、大ちゃん……早めに陸くんに連絡とってね》
風花に言われ、ポケットから携帯を取り出した。
.
最初のコメントを投稿しよう!