小さな憎しみはやがて

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駐車台数は左右に6台止める事ができて その全てを会社が借りている。誰が残業に なっているのか一目瞭然で直ぐに分かる。 「やっぱり、最後か。まぁ、これだけ 遅ければ当たり前か」と時太郎は言った。  裏口から入り更衣室に行き帰り支度をし た。取りあえず事務所を覗いてみようと時 太郎は思った。当然なら事務所には誰も居 る事など無いと思っていたが事務所のドア から明かりが漏れている事に気付いた。
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