発覚

8/10
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
そんな毎日で一か月、二か月が過ぎた。 もう体育祭の季節になった いっつも体育は張り切っていた私にとって 一番楽しみだった季節が一番いやな季節に 変わってしまった 体育祭の練習が始まると、吏季も沙那も来る時間が だんだん遅くなっていった。 それに、2人が話す内容はすべて体育祭関係のことで 動けない私にとって苦痛でしかたなかった そんな日々が続き、私はイライラがつのりつつあった そのイライラが沙那の一言で爆発してしまった。 『真亜も体育祭絶対出ようね』 その一言で…。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!