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そんな毎日で一か月、二か月が過ぎた。
もう体育祭の季節になった
いっつも体育は張り切っていた私にとって
一番楽しみだった季節が一番いやな季節に
変わってしまった
体育祭の練習が始まると、吏季も沙那も来る時間が
だんだん遅くなっていった。
それに、2人が話す内容はすべて体育祭関係のことで
動けない私にとって苦痛でしかたなかった
そんな日々が続き、私はイライラがつのりつつあった
そのイライラが沙那の一言で爆発してしまった。
『真亜も体育祭絶対出ようね』
その一言で…。
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