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『沙那には分かんないよ』
『え!?』
『沙那には分かんない。私の気持ちなんて。動きたいのに動けない私の気持ちなんて。絶対出ようね?無理に決まってるじゃん。考えなよ』
『おい、真亜。やめろよ。沙那だってそんなつもりじゃあ言ってない。』
『出て行って。』
私は冷たい言葉と視線を沙那に向けた。
沙那は泣きながら病室を出て行った。
沙那が病室を出て行ったあと、私は吏季に怒られた
私も反省したけれど、沙那はそれ以降病院に来なくなった
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