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[来ないで]
[真亜が来るなって言っても俺は行く]
私はメールを返さずに眠った。
ガラッ
私は戸が開く音で目が覚めた
『真亜、何で?』
そう言いながら吏季が入ってきた
私は吏季の顔を見ずに言った
『もう、疲れたんだよね。だから別れて。』
『俺、何かしたか?』
『疲れたの!別れて…』
『………おれは絶対に別れない……。』
しばらく沈黙が続いた
口を開いたのは
私のほうだった。
『…………なんで?私あと半年しか生きれないんだよ』
私はそう言って泣いた
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