波乱の入学式

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董卓「席につけぇーい!」 時雨「…豚?」 呂布「それが一番分かりやすい例えだな」 貂蝉「二人とも、そんな本当の事を言ってはいけませんわ」 言いたい放題の三人。とりあえず席に着いた。 董卓「儂はこのクラスの担任の董卓じゃ!豚ではない!」 時雨(あ、自覚してるんですね) 董卓「では、早速出席をとる!呂布!」 呂布「いるぞ」 董卓「"いるぞ"ではなく"はい"と返事をしろ!虫ケラが!」 呂布「黙れ豚め」 董卓「担任に向かってなんという口の聞き方をしておる!」 呂布「貴様を担任だと思いたくないわ」 董卓「何じゃと!?」 時雨「チッ…いいから早く進めろよ」 董卓「…」 呂布「…」 貂蝉「…時雨さん?今、話し方が…」 時雨「え?私なにか言いました?」 貂蝉「いえ…何でもないです」 董卓「次は貂蝉!ガハハ!美しい女だ!儂の女にしてやっても…」 呂布「絞め殺すぞ豚」 董卓「何じゃと!?貴様さっきから…」 時雨「早く進めろって言ってるのが分からないのかよ?あ?」 董卓「…」 呂布「…」 貂蝉「時雨さん…貴女やっぱり…」 時雨「何か言いました?」 貂蝉「いえ…何も…」 董卓「孟獲と祝融は休みか…初日に休むとは…」 時雨「早く進めろって」 董卓「…最後は時雨じゃな。貴様、儂の女に…」 時雨「いえ、結構です」 董卓(ガーン) 出席を取り終わった後、董卓はフラフラと教室を出て行った。
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