授業開始!そしてまた組分け

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―呉組― 尚香「何よ…これ…」 教室に戻った生徒達は、真っ黒な教室を見て唖然としていた。 時雨「あ…これは…」 時雨が、陸遜の名前を出そうとしたその時… 陸遜「バラしたら灰になるまで燃やしますよ?」 時雨の耳元で陸遜が言った。 時雨「何でも…ありません」 時雨は大人しく陸遜に従った。 陸遜「優秀な人ですね。その才を見込んで、私の下僕にしてあげます」 時雨「!!」 そして、時雨は陸遜の下僕(強制的)になった。 時雨(やっぱり…戦国組が…) 陸遜「今、他の組がいいと思いましたね?」 時雨「いえ!?そんなこと思ってないですよ!?」 陸遜「まあ、いいでしょう。これから私が貴女を呉に染めてあげますよ」 時雨「あ…結構です」 陸遜「下僕に拒否権はありません」 時雨「そんな…」 陸遜「あ、もしかして私に染まりたいんですか?」 時雨「いえ、それはない…あ!」 陸遜「下僕の貴女が、あろうことか主である私に染まりたくないと?」 時雨「いえ…そんなことは…」 陸遜「こんな屈辱は初めてです!こうなったら意地でも私に染めてあげますよ!」 時雨「ですから結構…」 ―――ガシッ! 陸遜「そうと決まれば早速行動開始です!時雨殿、私の家に行きますよ!」 時雨「は!?」 時雨は、またもや陸遜に襟を掴まれ、今度は陸遜の家に連れて行かれたのだった。 尚香「え?てゆうかあの2人っていつからそういう関係だったの?」 そして、呉組では陸遜と時雨の恋人説が浮上した…。
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