1章:入学式

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正直な所ー‥、 実麻の悠に対しての第一印象は最悪だった。 邪魔と言われた上に眼鏡をバカにされ‥、 自分の存在を否定されているようにさえ感じた。 実麻「はっ‥はいっ‥もう二階堂先輩と真田先輩は‥あのっ‥覚えましたっ‥からっ‥」 早く話を切り上げたかった実麻は必死にそう言った。 空「そっか‥空でいいのにっ‥」 空は"二階堂先輩"と呼ばれるのに何故か壁を作られたみたいで嫌だった。 しかし‥、 実麻「とっ‥とんでもないですっ‥そんなっ‥」 と首を横に思いっきり振るばかりだった。                   
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