1章:入学式

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2人がいた裏庭に春の強い風が吹いた。 風に吹かれ何枚かの花びらが地上へと舞う。 そんな中1人残された空はベンチに腰かけ桜を見つめていた。 空「違ったのかな‥でもそっくりだった‥、」 小さく呟いた独り言は誰に聞こえる事もなく風に流された。 空「俺もそろそろ行かなきゃ‥」 真っ直ぐなサラサラの髪をなびかせながらベンチから立ち上がり空は体育館へと向かった。 いくつかの疑問を残してー‥、                     
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