2章:魔の放課後

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ド天然な実麻は悠が照れてるなんて全く思ってなくー‥ 実麻「うぅっ‥変でしたかっ??」 実麻は大きな目いっぱいに涙を溜めて悠を覗き込んだ。 ドキッ 悠はあまりの可愛さに胸の高鳴りを覚えた。 悠「しっ‥仕事しよーぜ‥仕事っ!!」 悠は赤い顔を見られないように実麻に背を向けた。 しかし褒めてもらえると思っていた実麻は悠に褒められないのが悲くなった。 実麻「グスッ‥二階堂先輩‥真田先輩がっ‥」 実麻は泣きそうになりながら空に話し掛けた。 空「あらら‥お化粧崩れちゃうよ??」 空は呑気に笑うと実麻の目尻を優しく拭って耳打ちした。 空「悠はね‥実麻があまりに可愛いから‥恥ずかしいんだよっ??‥ボソッ‥」 空に呟かれた瞬間に実麻は顔がボッと赤くなるのを感じた。
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