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校舎に入ると声はどんどん大きくなった。
それに比例するように何のことだか分からない実麻の不安は大きくなっていった。
実麻「愛美ちゃん‥私やっぱ何かしたみたい‥」
実麻は周りを警戒しながら歩いた。
実麻が困っていると愛美がいきなり方向転換した。
実麻「ちょっと愛美ちゃんっ∑!?」
愛美「ごめーん‥私、先生に呼ばれてたんだー!!」
愛美はそう言い残すと颯爽と駆けて行ってしまう。
実麻「愛美ちゃ‥」
実麻は止める事さえままならなかった。
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