3章:大変身

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そんな空の努力など露知らずー‥ 無言で実麻の手を引きずんずん歩く悠ー‥ 実麻「あの‥真田‥先輩‥??」 実麻はビクビクしながら悠に呼び掛けた。 悠「‥‥‥‥‥」 しかし悠は口を開かず早足でドコかに向かい歩いて行く。 実麻(真田先輩‥怒ってる‥??) 実麻は悠の表情を盗み見る。 その表情からは何も読み取れずただ悠が怒りの色を表しているのだけは確かだった。 バタンッ!! どうやら悠の目的地に着いたらしく悠は勢いよくドアを開いた。 実麻(‥生徒会室‥??) その内装はどうやら昨日訪れた生徒会室ー‥ 悠はソファの近くまで来るとやっと強く握っていた手を離した。 しかし何も話さない悠に実麻は困っていた。                      
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