もう1人いる。

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私はワタシ。 じゃあ、私の中にいる貴女は誰? 私はワタシ。 ワタシは貴女よ。 嘘よ。私はワタシだもの。 1人しかいない。 そう、決めつけてるだけでしょ? ワタシは私なのよ。 違う違う違う違う!!! 違うわよっ!!貴女は私じゃないわ! どうして、ワタシを否定するの? ワタシは私なの。もうひとりの貴女よ。 違う…!!ちがう! チガウチガウチガウチガウチガウ! 私は貴女見ないに不幸じゃないっ!! それは貴女…つまり私がワタシを否定しているのよ。 いいじゃない!辛いことから逃げてもっ!! そうしなきゃ生きていけないの! えぇ、逃げてもいぃわ。 でも、都合のいいことばかりではその内…死ぬわよ? な、何が!? 貴女のココロよ。 い、いや…!! いやよ!!そんなのっ!! じゃあ、私はワタシを忘れないで。否定しないで。 私は1人じゃないの。 もう1人いる。
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