ただ…逢いたくて

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由衣がこの世を去って1ヶ月の月日が経った。 【俺…毎日お前のことで頭がいっぱいだよ… 今だに信じられないんだ… 戻って来てくれないのか…? 俺な…悲しい過去も 若過ぎた日々の過ちさえ由衣に出逢えて深い海に沈められたんだ。 なのに…あの頃の俺と言えば…愛し方さえも知らず…ただ…不器用にお前を傷つけて…優しさ忘れていた…… 初めてのデートの日のこと覚えてるか?… あの日は夜遅くまで遊んだな… 気が付いたら最終電車だったな… 俺の肩に顔をうずめたまま寝息を立ててたんだぞ!… 何よりも幸せだったよ…… 忘れたくない…お前の心地好い女の子らしい香り… またお前を抱き締めたいよ… 今の俺なら…いや…お前のおかげで変わった今の俺なら"大好き"って叫ぶことも…お前を守り抜くことも出来るよ… だから…帰って来てくれ… 寂しいよ… お前がいなくなってから… 夜が俺を孤独にさせてるんだ… 由衣!…お前言ったじゃないか… 俺の心の穴を埋めてくれるって…】
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