プロローグ-喫茶店

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「…ーゅ…きょーじゅ!」 「教ー授!ゼミ中です!寝ないで下さいー!」 「あ…、うるえ…い」 「何寝呆けてるんですか!」 「…すまん。寝てなくてな。え…と、じゃ、今日はここらで終わろう。次までにまとめておけ。」 荷物をまとめながら言い放った。 「えー!?またですか教授!」 ふらふらと右手でなだめ、そのまま部屋を出る。 僕は五代時雨(ごだいしぐれ)。適当に薬学を教えている。 僕はいつものようにキャンパスを抜け出し、喫茶店へ向う。
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