名もない休日

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玲の三歩先を行く僕の両手には多くの紙袋と紙箱。 彼女いわく、僕は執事らしい。 この日は前々から彼女と約束していた。だから僕もしぶしぶ付き合ってやった。 それにしても人が多い。ただでさえ荷物で前が見えない僕は、よろめきながら進む。
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