花束はいつか枯れ、捨てられる。

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僕は僕の恋慕の美しさがどこからくるどんなものなのか知りたかった。 恋慕の全てを知り、抱きたかった。 だから、解体した。 解体して、山に埋めた。 これでもう、本当に、僕の恋慕は何も求めない。 開く足もないのだから。
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