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そのまま、外をブラブラ歩いて
ベンチに座った。
そしたら貴方が、
口を開けた。
『別れよう』
って。
…貴方、そう言ったよね…?
聞き間違いかもって思ってもう一回聞いてみた。
「え…?」
「…別れよう」
聞き間違いじゃなかったー…
ショックだった…
凄く、ショックだったー…
すぐその場から消えたくて、泣きながら走った。
走って走って走って…
そしたら、私の知らない場所に着いた。
川が流れる土手に…
私はその土手に座って
泣いて叫いてー…
[なんで…?]
[上手くいってたじゃん…]
[上手くいってるって思ってたのは…私だけだったのかな…]
[なんでこんなことになっちゃったんだろう…]
いっぱい考えた。
けれど、結論はでない。
なにもわからない。
あなたとの想い出、
一つ一つが頭に浮かぶ。
楽しかった日々。
もう戻ってくることは…ないの?
やだよ…そんなの…
……悲しいよ。
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