本気

4/45
435人が本棚に入れています
本棚に追加
/395ページ
斎藤に対して第一球を投じた。 「ひっ!」 バシ~ン! 「ストライーク!」 斎藤は完全に腰が弾けてしまい見逃し三振に倒れた。ワンアウト、ランナー一塁になった。 そして、三番の山田が打席に入る。 (ん~、あんま期待出来ないな…―東堂が、ヒット打ってくれると信じて二塁ねらうか♪) そして、山田に対して第一球を投げた。 「ランナー、走った!」 「やらせるか!」 ズザァ~ 微妙なタイミングだ。 判定は…― 「セーフ!」 これで、ワンアウト二塁。山田はあっけなく三球三振―…
/395ページ

最初のコメントを投稿しよう!