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何だかんだで体育館へ入った俺たちなわけだが、
「「「・・・・・・・・・」」」
広い、っていうか広すぎだろ。外から見た感じこんなに広くはなかったのに
「どーなっとんじゃ?」
三人でボーっと体育館を眺めていると
「やあ、三人とも。久しぶりだね。」
「カイル先輩!」
長い金髪を後ろで一つ結んだこのイケメンは俺たちの一個上のカイル先輩。中等部ではもちろんのこと、小さい時からいつも俺たちの相手をしてくれた優しい先輩だ。
「つもる話も沢山あるけどそれはまた今度だ。いつまでそこにいるんだい?新入生はあっちの列に並びなさい。」
俺たちは久々に先輩に会えた嬉しさから大きな声で返事をすると列のある場所へと走っていった。
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