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先輩とグレンとミリィ、後一人もだが彼らはこの国の所謂貴族だ。
二十年前に起こった魔族との戦争で活躍した四人に国王がそういった称号を与えたらしい。だから彼らの名前には他と違うところがあるのだが、まあ、それはまた後で。
ちなみにウチの親父はその戦争中その四人とたまたま仲良くなって今でも交流が続いているらしい。
間違ってもあの親父が活躍したとは思えないので『本当は五人で一人は辞退した』なんてのはただの噂だろう。
なんて言っていたら立派な髭を携えた老人が壇上へ上がってきた。
『諸君!ワシがこの学園の学園長をつとめるアイズ・グローセンじゃ!ワシからは一言だけじゃ!夢にときめけ、明日に煌めけ!!以上!!』
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