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ところ変わってとある大きな建物………
「・・・・・・・・・・・・・・は?」
ある部屋で発せられた1人の若い少年の呟きのような一言はすぐに消えた
「またマスターは話してないのかい?全くマスターも懲りないんだから…。」
声のした部屋で優雅に紅茶を飲んでいた皆もご存知の人物、
クロスの父親のアドルは呟いた。
「・・・ちょっと出てく「別にいいよ。でもマスターの所に行っても無駄だよ。さっき逃げたから。」
「ちっ」
少年は扉に向いた体をもう一度部屋の中に向けるとテーブルに近付いてきた。そしてアドルの入れた紅茶を手にした。
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