序章

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 とある世界   とある時代  魔族の王となったサピロスは、魔物を従え人族を滅ぼそうとした。  そして地上人は、なすすべなく、魔物に殺されていった。  人族は一般の地上人の他に、その存在は、あまり知られては居ないが、神に仕える種族、天上人がいた。  天上人は背中に羽を持ち地上から離れ天上界で、ひっそりと暮らしていた。  地上人が、次々と殺され、村や町、城までもが魔物に支配される、そこへ天上界の王は、一人の強き若者を地上に送った。  その若者は天上界の勇者と呼ばれ、地上の英雄達と供に、魔族の王サピロスに戦いを挑んだ。
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