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ではなぜうつ病の人は自分を正当に評価できるのか。
それを表した良い例が、不登校です。
専門家によると、不登校はある種、自然な心の働きで、彼らはその内自ら立ち直ることも多いそうです。
つまり、うつ病とは、体と頭の認識のズレが引き起こすショックであり、同時にそれを正常に修正していくシステムでもあると言えます。
生きものはすごいですね。
さて、最後になぜ認識のズレがあるのかについてお話します。
人間だけでなく、生物は基本的に失敗から学ぶようにできています。
つまり、できないことをしなければ、成長しないということです。
ですから、この認識のズレは、それを作為的に起こすシステムだと言えます。
だから先にも述べたように、うつ病になりやすい人は向上心の固まりのような人なのです。
鬱状態とは、様々な失敗に落ち込むことですが、これは、自分を成長させるシステムなのです。
では、次のステップから、具体的に何をすべきなのかについて話していきます。
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