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「『U』」
「ユウ?」
これまた微妙な名前だな。
「そいつ、本当に男だったのか……?」
あ、つい口が滑った。
「間違いないよ、『社会の窓』もちゃんと付いてたし」
「……はい?」
「……冗談だよ、お兄ちゃん」
……そんな質の悪い冗談を言うようになって、お兄ちゃんは悲しいです。
「Uはね、過去を変える為にきたんだよ」
「……はあ!?」
いきなりSFじみた話になったぞ、おい。
大丈夫か?
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