孤島

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「桐島……あぁ~あの家に引っ越してきたんだ」 「えっ!? 知ってんのか?」 「うん」 修二は立っているのが疲れて女の子の隣に座った 「じゃあまだ島は全然何があるかわからないんだ」 「あぁ、地図はもらったけどな」 「わからない事があったら何でも聞いてね あっ、でもスリーサイズとか聞かれても答えないよ」 「聞かねえよ!!」 修二が顔を少し赤らめて返すと女の子は面白そうに笑った 「……そうだ、名前まだ聞いてないよな?」 「私? 私は佐藤 美波(さとう みなみ)」 「佐藤か……よろしく」 修二の言葉を聞いた瞬間に美波はむっとした表情をした 「名字で呼ばれるのは好きじゃないの 美波って呼んで」
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