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「嘘をつけ!
サボっていただろ?」
美波は動揺を隠しきれずに目をそらした
「サボっていた上に職員室の前で私の悪口とは……いい度胸だ」
先生の周りにはどす黒いオーラが漂い美波は一層汗が噴き出していた
「海センセ……あんま怒るとシワ増えるよ?」
「やかましいっ!」
隠れてその様子を見ていた修二までも汗が止まらなかった
結局美波は先生に教室へと連れて行かれて修二は一人取り残された
「……どうしよう」
ヘタに動くと面倒くさい事になっちまいそうだからどこかに隠れる場所は……
修二がキョロキョロしていると職員室の奥に図書館を発見した
「美波が来るまでしばらくここに隠れていよう」
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