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「真実ちゃん…だから『みぃ』か」
「少し素直じゃなくてね……
今回は許してやってくれないか?」
「全然いいですよ
じゃあこの家に住んでいるのは……
おじさんにおばさん、それと真実ちゃんの三人ですか?」
「いや……まだあと2人いるんだが……今はいないみたいだな」
5人か
ずいぶんと家族多いのに俺お世話になっていいのか?
「そうだ、まだあと2人は帰ってこないし島を回ってきたらどうだい?
早く土地勘を掴みたいだろう」
そういうとおじさんは立ち上がり戸棚から古びた地図を出して修二に手渡した
「じゃあそうします
あ……でも荷物はどこに」
「君の部屋は二階の一番奥だよ
あらかじめ届いた荷物はそこに置いてある」
「ありがとうございます」
修二は手荷物とギターを持って二階へ上がっていった
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