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枚方 裕太
郊外に実家があるが、家庭環境に嫌気が差して飛び出した。
バイトをしながら大学に通い、趣味のギターを駅前で弾いたりしている。
実は大手建設会社の跡取り息子で、大学では経済学部に通っている。
北見 茜
卒業後、康平と同じ大学の経済学部へと進学した。
高校から始めたフルートは、今現在でもサークルの活動で続けている。
美咲の最期を看取った事が、彼女の心に大きな想いを抱かせていた。
坂下 康平
高校を卒業して、音楽科の特待生として誘致された大学へ進学した。
心の傷は深くバイオリンには触れようとすらしない。
現在は音楽サークルを作り、茜の指導をしているが積極的に勧誘はしていない。
枚方 宗一郎
裕太の父。
現在の枚方建設を、町会社から一代で築き上げた実力者。
妻・皐月は数年前に他界しており、それからは更に仕事に没頭している。
柊 順治
かつては、枚方建設の現場監督をしていたが、怪我が原因で現場を離れる。
しかし宗一郎からの頼みで、秘書と言う立場に身を落ち着けた。
裕太の事を赤ん坊の頃から知り、宗一郎が最も信頼している男。
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