一章 魔界の反逆者

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ミナツは無表情で下を向いた。しかしそれは、はにかんだようだった。 ミント「みんな、よろしくね」 ミントは礼儀正しくお辞儀をした。 ルミカ「はい、よろしく☆」 ミナツ「ヨロシクオネガイシマス」 ソル「おい…!」 ソルは少し目を丸くし、ミントに見た。 ソル「よろしくって…まさか!?」 その時、ミントは俯きながら首を振った。 ミント「その先は言わないで!五万年前あなたは正しい事をしたのに、あんな酷い事をした今の代の魔王を私は許せないの!だから…」 ミントは頭を上げ、顔を強ばらせてソルを見る。 ミント「私も戦う!」 ソルは何かを言おうとしたが、その言葉を喉の奥に飲み込み、微笑んだ。 ソル「ミントはこうなると止めても無駄だよな。わかった、一緒に戦おう。危なくなったら俺が守ってみせるから!」 ソルは勇敢な顔立ちで言った。 ミント「ありがとう、ソル…」 ミントは顔を赤らめソルを見つめた。 その時、ルミカは二人の間にぬぅ~っと入り、いたずらな目つきでソルを見る。 ルミカ「へ~。私とミナツは守ってもらえないのね~?」 ソルは我に返った。 ソル「うるせー!お前らは自分で頑張れ」 ソルは顔を赤くして焦りながら言った。 ルミカ「ひど~い!恋人以外どうなってもいいわけ~!?」 ソル「わかった!お前らも危なくなったら守ってやるから!」 ルミカ「なんか投げやりね~」 ソル「黙れー!」 不気味な雑木林の中 4人のとても明るい 笑い声が響いた。
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