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やがて笑い声が止み、ソルは深呼吸をした。
ソル「じゃあ行くか?」
ルミカは一度頷いた。
ルミカ「そうね、もう仲間も全員揃ったし」
ミナツは無表情で拳を上にあげ。
ミナツ「イザ、シュツジン!」
ミントは綺麗黒い髪を横に揺らし、拳を頭上に上げ、ニッコリと笑顔をして
ミント「レッツゴ~!」
4人は不気味な雑木林スタスタと歩んで行った。
雑木林を抜けると魔物の物と思われる白骨散らばる荒野に出た。
ルミカの説明では、この荒野を抜ければ悪魔の街に入らずに、魔王の城へ出れるらしい。
しかし、ここは狂気と化した魔物の住みかであり、中級悪魔はもちろん、上級悪魔でさえ一度入れば生きては帰れない場所である。
ソル「ここが魔物の荒野か~。魔王を倒す前のウォーミングアップには最適だな」
ソルは背中の大剣を抜き、三回空振りさせた。
ルミカ「私だって今日のために沢山修行積んだもんね~。もう魔王以上の強さよ」
ルミカはツインテールを片手で靡かせた
ルミカ「ミナツとミントもそれぞれ修行したわよね?」
ミナツ「シャゲキクンレン、タクサンシマシタ。モンダイアリマセン」
ミナツは無表情だった。
ミント「私は主に魔導書で呪文の強化をしたわ。問題なしよ」
ミントはルミカにウインクしてみせた。
ソルは一同の方を明るい表情で見た。
ソル「みんな問題なさそうだな」
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