一章 魔界の反逆者

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そんな事を話しつつ4人は荒野を突き進む。 すると小さなウサギのような魔物がルミカの足元へ近づいてきた。 ルミカ「きゃ~。かわいい☆」 ルミカはしゃがみこんでその魔物の頭を撫でた。 その瞬間ミナツからピピッと機械の音のようなものがなったと同時に、その小さなウサギの魔物の口がまるで巨大なワニのような口に変わり、ルミカの足にかぶりつこうとした。 ソル「危ない!!!」 ルミカ「っ!!?」 ルミカが奇声を上げる前にミナツはその巨大なワニのような口の中にピストルを持った片手を入れ、5発発砲した。 それはほんの一瞬の出来事ですべて終わるまで1秒もかからなかった。 魔物はぎゃーーと叫び消えた。 ミナツ「アレハ〔ミンク〕。ミカケトハチガイ、カタイカラヲモツ、マモノ。ナイブカラノコウゲキ、シカデキマセン」 ミナツはそう言うと相変わらずの無表情でピストルを腰に仕舞った。 ルミカ「ごめん。ありがと…」 ルミカは唖然とした表情でミナツにお礼を言った。 ミナツ「ドウイタシマシテ。デモ、モットマワリヲ、ヨクミテクダサイ」 ミナツとは思えない厳しい言葉をルミカにぶつけた。 ルミカ「なっ、何を偉そうに!!」 ルミカは歯をギリギリとさせエメラルドグリーンの目をとがらせミナツを睨んだ。 ミナツ「カコマレテマス」 ルミカ「えっ?」 ルミカがふと周りを見ると、そこにはざっと千匹以上はいる魔物の大群が周りを囲んでいた。
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